育てたいのは、英語で人とつながる力

英語・英会話プレス

ウエンツ瑛士さんインタビュー

公開日:2020年12月24日コラム

自由な生き方に触れ気持ちが楽に- Meeting free spirited people sets me free -

2020年3月、1年半にわたるイギリス留学から帰国後、テレビや舞台などで大活躍しているウエンツ瑛士さん。10月には上白石萌音さんとダブル主演の吹き替えをつとめたアニメ映画『トロールズ ミュージック★パワー』が公開されるなどますますパワーアップ。英語力はもちろん、エネルギーもしっかりチャージして再出発したウエンツさんの素顔、そして留学体験などについて聞きました。

ウエンツ瑛士(うえんつ・えいじ)

ウエンツ瑛士(うえんつ・えいじ)

[ Profile ]

1985年生まれ。東京都出身。父親はドイツ系アメリカ人、母親は日本人。4歳からモデル活動を始め、NHK教育テレビ『天才てれびくん』にレギュラー出演。以後、俳優・タレントとして活動する一方、小池徹平とのデュオ「WaT」として歌手活動も行う(2016年2月に解散)。2018年10月からイギリスへ単身留学、2020年3月に帰国し日本での芸能活動を再開。
ウエンツ瑛士公式サイト https://wentz.fanmo.jp

4 歳でモデルデビュー、中学3年が転換点

4歳から芸能活動をしていましたが、自分がどんな幼少時代を過ごしたのかあまり記憶がないんです。自分の芸風は周囲から「こういうふうにして」と言われてそうなったのか、もともとの性格のままなのか、実はよくわからないところがあります(笑)。

父はドイツ系のアメリカ人ですが日常会話はすべて日本語でした。小中学校は地元の公立に通ったので、英語環境は日本人の子どもとまったく同じです。両親の教育方針は、わりと小さい頃から「自分で決断しなさい」というもので、仕事にしても勉強にしてもうるさく言われた記憶はありません。

ずっとお世話になった事務所は子役専門だったので、中学3年で卒業(退社)となります。そこがひとつの転換点でした。その後、いろいろな事務所さんに声をかけていただきましたが、芸能界に行くつもりはなくて、すべてお断りしていました。けれど、そんな中でいちばん熱心にオファーしてくれたのが今の事務所の方たちでした。まかせろと言わんばかりに、全然僕の話を聞いてくれなくて(笑)。高校入学とほぼ同時に、芸能活動を続けることになりました。

環境はかなり変わりましたね。それまでは子役として現場を楽しむことがいちばんだったのですが、"大人の事務所"では、自分で考えなければいけないことも増えました。芸能活動のために行うレッスンはダンスが多かったですね。僕は楽器を弾くよりも踊るほうが好きでした。

単身でのイギリス留学

2018年10月、1年半と期間を決めてイギリスのロンドンに留学しました。本当はもっと前に出発したかったのですが、仕事の関係でこのタイミングになりました。

演劇の本場イギリスの舞台に立ちたい、異文化の中でコミュニケーション力を磨きたい、国際結婚という選択をした両親の思いを知りたい......。いくつかの理由が合わさって、ひとことで言うと「行きたくなったから、行った!」ということです。あとは、30年以上、休みなく働き続けてきたので、1回くらい長い休みをとって、いろいろなものを見たいという気持ちもありました。

語学学校が紹介してくれる寮やホームステイ先もあったのですが、自分一人で部屋を借りて普通のアパートに住みたかったので、最初の2か月くらいはホテル暮らしをして物件を探しました。

聞く力と想像力、受け流す力

英語能力はほとんどゼロでの渡英でしたが、「行けば何とかなるだろう」と本当に思っていたんです。でも「住んだらすぐに話せるようになった」ということは、当然ながらありませんでした。

語学学校に通いながら、日常生活に困らない程度の英語力をつけましたが、誰と話すかによって苦労する部分は今でも大きいですね。イギリスは移民も多くさまざまなルーツを持った人が暮らしていますので訛なまりもある。聞き取り練習、リスニングは大事です。多少聞き取れない部分があっても「きっとこう言いたいのだろうな」という想像力が必要になります。そして、皆、自分の話をガンガンしてきますので、聞く力と同時に"受け流す力"も必要だと感じました。 留学で何か変わったかといえば、本当のところよくわかりません。でも、現地で自由な生き方をしている人たちにたくさん出会い、個性的な考え方に触れたことで気持ちが楽になったことは確かです。

これまでの僕は、仕事がいちばん大事で、その次に家族や友人、恋人があって、おそらく自分自身のことがいちばん最後。でも、これからは仕事も自分も大事にして、自分自身が充実することで周囲に何かを還元できる人間でいたいですね。余分な力が抜けたのか、逆に、もっと仕事ができるようになったと感じています。

帰国後は母と2人暮らし

3月初旬の帰国当日から仕事が入っていたのですが、それは出発前からずっとお世話になっていた番組の企画でした。何も知らされずに空港に降り立ったのですが、スタッフが以前と同じように迎えてくれたことがとてもありがたかったです。

現在は母との2人暮らし。僕は東京出身で、ずっと実家のすぐ近くに住んでいましたが、母とはたまに会って喋るくらいでした。

それが帰国後間もない4月に、東京に緊急事態宣言が出て、実家で毎日たっぷり話す時間があって。僕は35歳、母親もいい年齢になってきています。これから先、どう過ごしたいかとか、今までちょっと会った時に話すには重いと感じる話題も、たくさん、しかも前向きに話すことができました。親子という関係から、ようやく大人同士の立ち位置で会話できるようになったということだと思います。

子どもにはわかりやすいゴールを

「 子どものやる気を引き出す」というのは本当に大変なことですよね。大人には「いつか英語が必要になる時がくる」というゴールが見えているけれど、子どもにはわからない。だから「いつまで続ければいいんだろう?」と不安にもなります。

だったら、目に見えるゴールがあるとやりやすいのでは? 例えば、外国人が集まるイベントで話せるようになろうとか、海外旅行の出発前に練習しておこうとか。ワクワクするゴールを子どもと一緒に考えて決めると、もっと楽しく学べるのではないかと思います。

Message

Message環境を変えると思わぬ発見があります。自分の悩みがちっぽけに見えたり、新しい居場所が見つかったり。僕の体験を皆さんとシェアすることで、「外に出るのもいいかも」と感じてくれる方が一人でもいたらうれしいです。僕は語学力ゼロでいきなり渡英しましたが、やっぱり基礎は日本でやっておくに越したことはない、と思いました。


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