STEP UP! 子どもの英語テスト
公開日:2023年8月31日コラム

いま学んでいる英語を将来に活かすためにも、早いうちから英語のテストにチャレンジしてみましょう。また、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)を測る試験の雰囲気にもゆっくり慣れていきましょう。今回は国内で実施されている英語の検定試験の特徴を、初心者向けに3ステップでご紹介します。
Step1:まずは緊張をほぐして! 英語の試験にチャレンジしてみよう
検定試験への第一歩:ヤマハ英語グレードテスト
年2回実施されるヤマハ独自の全国一斉テスト。
日頃のレッスンの学習成果と英語コミュニケーション力の定着を測る。
対象年齢英語でコミュニケーション3、ジュニアえいごProgress 2以上、または小学4年生以上(小学4年生以上であれば、ヤマハ英語教室生以外の方も受験できる)
テストの種類テストAとテストBの2レベル2種類。結果は級認定(テストA:1~4級、テストB:5~7級)と項目別正答率で表示。テストBで5級を取得すると、テストAの受験が可能になる。
形式リスニングとリーディングの2部構成。解答は、問題冊子に直接〇をつけたり、解答欄に解答番号を書きこんだりする選択形式。
Step2:合格・不合格を気にしないで英語の実力を点数化してみる
TOEIC®の入門者向け:TOEIC Bridge®Tests
英語学習の初・中級者を対象にしたテスト。
中学生や高校生でもチャレンジできる内容になっている。
対象年齢年齢を問わず、受験可能。試験日時点で12歳以下の方が受験する場合は、低年齢専用の環境を用意してくれる。
テストの種類「リスニング&リーディング」と「スピーキング&ライティング」の2種類(CEFR:A1~B1)。結果は合否ではなく、スコアと項目別正答率で表示。
形式「 リスニング&リーディング」はマークシート。「スピーキング&ライティング」はコンピュータ端末を使用。
★ヤマハ英語グレードテスト1級を取得した方は、TOEIC Bridge®Tests 団体特別受験制度で「リスニング&リーディング」を受験できる。
Step3:受験や将来を見据えてトライ! 高みを目指せるテスト
大学受験や仕事で一般的:TOEIC®Tests
中学 ・高校・大学での進学や英語の授業のクラス分けでも活用。
日常生活やグローバルビジネスにおける英語力を測る。
対象年齢年齢を問わず、受験可能。試験日時点で12歳以下の方が受験する場合は、低年齢専用の環境を用意してくれる。
テストの種類「リスニング&リーディング」と「スピーキング&ライティング」、「スピーキング」の3種類(CEFR:A1~C1)。結果は合否ではなく、スコアと項目別正答率で表示。
形式「リスニング&リーディング」はマークシート、「スピーキング&ライティング」と「スピーキング」はコンピュータ端末を使用。
※ETS, the ETS logo, PROPELL, TOEIC and TOEIC BRIDGE are registered trademarks of ETS, Princeton, New Jersey, USA, and used in Japan under license. Portions are copyrighted by ETS and used with permission.
高校入試で役立つ:英検®
文部科学省後援の英語資格検定試験。
最近では、英語学習経験のある幼児や小学生の受験者も増えている。
対象年齢年齢を問わず、受験可能。小学生から社会人まで幅広い方を対象としている。
テストの種類1〜5級で7つのレベルに分かれている(CEFR:A1~B1)。結果は合否とスコアで表示。
形式リスニング、リーディングはマークシート式。ライティング(3級以上)は記述式。スピーキング4~5級はコンピュータを使用した録音式、3級以上は試験官による対面式インタビュー。
※英検S-CBTも実施あり。1日で試験項目全てコンピュータを使用し受験。※英検® は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
世界基準で英語4技能を測定:ケンブリッジ英語検定
世界の大学や企業、政府機関が英語力の証明として認定、活用。
国内外で使える生涯有効な資格。
対象年齢ヤングラーナーズ向け(CEFR:PreA1)受験の目安は7歳だが、1人で約1時間の筆記試験に対応できれば、年齢を問わず受験可能。
テストの種類5レベル8種類(CEFR:A2~C2)。結果は、スコア、合格のグレード、CEFRで表示。
※ヤングラーナーズ向け(Pre A1~A2)の3種類の試験は合否判定はなく、ケンブリッジ大学の紋章の数で視覚的に表示。形式リスニング、リーディング、ライティングにはPre A1レベルでも多肢選択の他、記述問題あり。スピーキングは受験者2名がペアを組んで臨む対面式面接。「やり取り」するスキルの測定が可能。
※ヤングラーナーズ向けのスピーキングは試験官と受験者1名による対面式面接。
※「CEFR(セファール:ヨーロッパ言語共通参照枠)」とは、英語4技能を測る世界の評価基準。