卒業生の活躍/木村 珠星さん
高校生の留学者数を増やすためのさまざまな取り組みを、英語によるプレゼンテーション動画で発信
長野県 卒業生 木村 珠星さん

木村 珠星さん
僕は小学校2年生から中学校3年生まで、ヤマハ英語教室に通っていました。兄が通っていたので始めましたが、クラスメートと先生の距離が近くて、みんな仲良く和気あいあいとした雰囲気だったので、楽しく続けることができました。授業を受ける中で特に意識していたのは、わからない箇所があったらすぐに聞く、ということです。学習の取りこぼしがないように気をつけていました。
2020年には「全国高校生フォーラム」に参加しました。「全国高校生フォーラム」とは、グローバルな課題研究に取り組んでいる高校生が、社会課題の解決や提案などを話し合う場です。今回はオンラインで開催されたため、事前録画した英語によるプレゼンテーション動画での発表となりました。
僕の発表テーマは、長野県の高校生に留学の良さを伝え、留学者数を増やすことを目的に活動している「信州つばさプロジェクト」です。高校生の留学への不安を解消するために、海外留学の魅力やその方法などの情報を共有する「留学フェア」を企画し、開催したことや、留学資金を集めるためのクラウドファンディングや寄付型自動販売機の設置にも取り組んでいたことなどを発表しました。

2020年度「全国高校生フォーラム」では審査委員長賞を受賞。
プレゼンテーションで何を伝えたいのか、伝えるべきなのかを考えるのが難しく、事前準備は大変でしたが、全国の高校生に発表の動画を視聴してもらえたことに加え、各地の高校生との意見交換を通してさまざまな考えを聞くことができたのは大きな収穫でした。
現在は大学生になり、プログラミングやデータサイエンス、コンピューターのアルゴリズムなどを学べる学部に入っています。これらの情報系の授業は英語で行われるので、英語はあくまでツールに過すぎないと改めて感じています。しかしツールとして使いこなすためには、英語力を保つことが必要不可欠です。
そのために普段は、英語を話すYouTuberの動画を見たり、電車に乗っているときにPodcastで英語のニュースを聞いたりして学習しています。計画的に勉強するのが苦手な性格のため、自分の好きな分野の動画を見たり、「電車に乗ったらPodcastを聞く」ことを日常習慣として取り入れるのが僕にとって良い学習方法です。また、単語などの暗記学習は寝る前に行い、朝起きて復習することで記憶の定着を図っています。
将来は、まだ明確な目標は決まっていませんが、どの国の人ともストレスなく話せるよう、より英語の力を伸ばして、いろいろな国の人と関わることができるようになりたいです。