在籍生の活躍/伊藤雅人さん
地元・岐阜県土岐市の産業である美濃焼を土岐市以外の人たちにも知ってほしい
岐阜県 在籍生 伊藤雅人

私は1歳からヤマハ英語教室に通っています。母は体験レッスンに楽しそうに参加している私を見て、すぐに入会することを決めたそうです。音楽教室で有名なヤマハだけに、音を取り入れた英語学習法にも魅力を感じたそうです。
私が小さい頃から、先生はほとんど日本語を使わずレッスンしています。楽しく学べるよう、歌やアイテムで工夫をしてくださり、リトミックのような感覚で、英語を自然に身につけられました。クラスは少人数なため、小さい時から一緒の仲間と切磋琢磨できる環境です。中学校に入るとリスニングのスピードが圧倒的に早くなり、聞き取りが難しくなってきたので、今はそれを克服するために、聞こえてきたものを頭の中で整理して内容が理解できるよう頑張っています。
小学生のころから英語に力を入れてきましたが、中学生になった時、「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」というスピーチコンテストを知りました。上級生の参加者が優先だと聞いた時、中学1年の私にはまだ早いのかなと少しためらいもありましたが、先生に勧められ、今の自分の英語力を試すのにいいチャンスだとも思い、出場を決意しました。
スピーチでは、地元・岐阜県土岐市の産業である美濃焼を取り上げました。両親が美濃焼の製造元で働いていることもきっかけの一つです。小学生の時の学習をきっかけに興味を持ち、両親から美濃焼の現状を聞いて、土岐市以外の人たちにも知ってほしいと思うようになりました。スピーチでは美濃焼の歴史をはじめ、夏場40度を超える現場で働いている人たちの大変さや安価な海外製品の輸入で危機にさらされている現状について話をしました。
スピーチの事前準備で大変だったのは、まず長文を暗記することでした。克服するために毎日少しずつ覚えていきました。また、美濃焼について話すには独特な単語が必要だったり、まわりくどい文になってしまったりするのにも苦労しました。シンプルな単語にしたりわかりやすい文にする工夫をしました。本番では、これまで先生方にもらったアドバイスを思い出し、自分としては最高のスピーチをすることができたと思います。
ふだん、自分で学習する時は、先生に紹介してもらったアプリを活用して単語を覚えたり、発音を練習したりしています。また、積極的に英語検定を受けるようにもしています。英語検定は難しいので、受かるために、ヤマハでの学習時間以外も努力して勉強しています。目標を持つことで積極的に学習することができます。
私は将来、両親の仕事を継ぎたいと思っています。日本は海外にも陶磁器を輸出しているので、英語を活かせると考えています。美濃焼は海外でも人気があるので、美濃焼の良さを上手に紹介できる英語力を身につけていきたいです。いつか、英語圏の国に留学して、英語だけでなく、日本にはない新しいものに出会ったり、異なる文化を体験したいです。